2024.02.11 久しぶりの欧州旅2日目(1) パリからアントワープへ [海外旅行]
今回、パリの宿はibis(イビス)という世界的なチェーンのホテルを選んだ。以前は価格がリーズナブルでよく選んでいたが、インフレと円安が重なって日本人から見たら価格帯が中の上かそれ以上に感じられるホテルになってしまった。朝食のクオリティはこんな感じで変わっていない。
前日にパリに到着したばかりだが、もうパリを離れなければならない。
行程が短いのでどうしてもそうなってしまう。
というわけで、再びパリ北駅から。
色々な行き先があって、ロンドンにもブリュッセルにもアムステルダムにも行ける。
時刻表を見る限り、20分ぐらい前にならないと、出発ホームが表示されない。
こちらロンドンに向かうユーロスター。
イギリスへ向かうには出国審査が必要なので、違うルートを通って列車に乗ることになる。
一方の私が乗る方のユーロスター。
一昔前はThalys(タリス)で、知らない間に名称がユーロスターに変わっていた。
パリ北駅から出ているロンシャン競馬場行き路線バス。
凱旋門賞で有名な競馬場ですな。
私が乗る列車が8番線と案内された。
停車駅はプリュッセル、アントワープ、ロッテルダム、そしてアムステルダム。
ベルギーを経由してオランダまで行く国際特急である。
かつてのTGVの車両だよな。タリスを経て現在はユーロスター。
乗車口に係員がいて、ネットで予約したチケットを見せる。
日本語で「こんにちは」って挨拶したら、相手も「こんにちは」って返してくれた上に、「ヨイタビヲ!」とも言ってくれた。乗務員さんさすがです。
せっかくなので1等車を予約した。2人がけ向い合わせはこんな感じで、私は反対側の1人がけ向い合わせ。
パリ北駅を出発して30分もしないでこんな景色。
東京と比較にならないぐらいパリという街は大きくないと思われる。
時折小さな町を通るが、ベルギーのプリュッセルまでは無停車。
1時間ちょっとでベルギーのブリュッセル南駅に到着。
向こうのホームにはドイツの特急車両ICEが止まっている。
この辺りは国境で入出国の審査がないので県境を跨ぐ感覚で隣国に行けるのが便利でいい。
ブリュッセルで後ろ半分を切り離すため、数分停車。
ブリュッセルの市街地の中をしばらく進むと、再び田園地帯を進む。
ブリュッセル南駅から40分ほどでアントワープ中央駅に到着して下車した。
途中、工事か何かでスピードを落とした区間があり、何分か到着が遅れたようである。
この電車が到着してもホームには人がいっぱいで、一般の列車でオランダ方面に向かう人たちだろうか。
これを見てお気づきだろうか。
アントワープ中央駅は、このような構造になっていて、列車のホームが地上、地下1階、そして一番下の本線と3層に分かれている。上の階からはベルギーの地方に向かう列車が出ている。
そしてもう一つ注目したいのは、アントワープ中央駅の内部。
美しい駅構内として、よく紹介されている駅である。
駅舎外観もお見事。
この後、アントワープ市内のホテルにチェックインして、郊外のホーボーケンという街に向かいます。
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